第54回イケゴリパーク
火曜。
この日の練習はZwiftクラブ「マーケン」のレース、イケゴリパーク。
朝5時から全国のゴリラツワモノが集まってわちゃわちゃする早朝動物園。
コースはSeaside Sprint 40km。
平坦基調なので私でもなんとか食らいついていけます。
アタックするほどの余裕は1mmもないです…。
ただ必死についていくだけでも十分な練習となる貴重な場です。
ではレッツゴ。
なんやかやあってすでに終盤。
度重なるアタック攻撃に耐えるのに必死でキャプチャを取る余裕すらない。
こんな強度でアタックできるような人は絶対に人間じゃない。
彼らはゴリラだ。
なんとかついていき無事ゴール。
なんていうかレースしているというより、大勢のゴリラに蹂躙されてるだけのような…。
ただまあ上手にサボって生き延びられました。
次も生きる。
オフシーズンのメインメニュー
さて、今月からオフに入っているわけですが、トレーニングは継続しています。
来シーズンの戦いはもうすでに始まっている!というやつですね。
とはいえメニューはオフ用にしています。
私のシーズンインは来年の春からとなりますので、今はそこに向けてベースを鍛えるフェーズとなります。
今オフシーズンのメインメニューはこれです。
低強度メインのゆるいインターバルです。
L4を1分、L2を9分。これを10セット。
ウォームアップとクールダウンをそれぞれ10分設けて、計2時間です。
なぜL4を1分入れているのかと言うと、主に飽き防止です。
数年前はL2のみでやってましたが途中でどうにも飽きてしまうことが多く、1時間やって「まだ1時間あるのか…」という気持ちになってしまってました。
時間で考えるとものすごく長く感じます。
しかしここに1分のインターバルを入れると「あと何本」というカウントとなって少し気分が楽になります。
「60分」よりも「5本」のほうが短く感じません?
またL4からL2に戻すときに若干の乳酸解消を求められるので、このあたりの能力向上も狙ってます。
このメニューはシーズン中もメニューに迷った時にやってました。
緩すぎずキツすぎず使い勝手の良いメニューだと思います。
アマプラやYoutubeで動画を観ながらできるところが特に気に入ってます。
で、先日紹介した「FTP4倍にする方法」と同じように、ちょっとずつ設定パワーを上げていく予定です。
4ヶ月くらい続けるので、最終的に20w〜上げられたらと考えています。
そして後々の中強度、高強度のトレーニングのボリュームに耐えられる体力を身につけていきたいです。
そんなわけでオフもゆるっとがんばるぞー。
MARKEN presents Zwift Challenge 200 supported by ACTIVIK
マーケン社(ブラック企業)主催のZwiftイベントに参加しました。
Two Bridges Loop 28周。
200km
ツールド沖縄かな?
前日飲み会だったけど、これに参加するために二次会を断腸の思いで不参加。
というわけでスタート。
50人近いエントリー。これが最終的に20人以下に減ります。
まさにサバイバル。
とはいえ長丁場のレースなので、途中予定ありでDNFされる方々もいます。
この方々が逃げたり強度上げたりしてレースを盛り上げてくれたおかげで、私たちの脚に深刻なダメージが残ります。
本当にありがとうございました(血涙
さらに逃げがあったり吸収したりを繰り返して100km通過。
2時間半。
まだ半分…。
補給は薄皮あんぱんと薄皮ピーナッツクリームパンとか。全部食べました。
途中でトイレ休憩の提案がありました。
5時間近いレースなのでトイレマネジメントも必要になります。
トイレ行きませんかー?という声に私は沈黙を続けました。
私は尿意が全く起きてなかったので、最後まで行けると踏んでました。
ふふふ、トイレをガマンできますか〜?おや〜?そこに空になったボトルがあるじゃあないですか〜。誰にもバレなければそこにしちゃってもいいんですよ〜?
という心境でした。
利用できるものはなんでもするのです。
私の調子はというと案外良くて、逃げそうな人をブリッジしたりライバル減らそうと強度上げたりして頑張ってました。
長時間レースなので10倍でドカン!という展開がほとんどなくて助かりました。
10倍とか出したら私は一瞬で終わっちゃいます。
毎週回Zwift KOMで強度は上がりますが、6倍程度なので耐えられます。
というより、ここでは自ら強度を上げました。
他の人の脚を削っていかないと勝ち目ないですからね!
4時間経過して勝ちを意識した逃げグループができました。
私は追走グループにいて、よしここからみんなで必死に追うぞ!と気合いを入れてました。
が、Zwift KOMでチェーン落ち。
超大事なときに、、、まさに役立たず…。
ジャンピング土下座ものです。
社長(パワハラ)からの「わざとチェーン落としたな」というチャットに歯軋りしつつ、急いで復帰。
猛省しながら完走。
ああ〜、ぐやじい〜。
ともあれ参加された皆さん、お疲れ様でした!
生き残りをかけた闘いは、まさにサバイバルレースでしたね!
また戦いましょう!
マーケン社(ブラック企業)のイベントはまたこれからも催されるというので、チェーン落ち芸人という汚名を返上できるように次回以降も頑張ります!
FTPを4倍まで向上させるたった一つの頭の悪いやり方
パワーこそすべて。ワットこそ正義。
というわけでは決してありませんが、やはり競技志向のアマチュアサイクリストにとって、FTPは無視できない指標ではあります。
FTPを上げたい…!という気持ち、とてもよく分かります。
仮に10wが10万円で売られていたら、私は借金してでもすぐに飛びついていたことでしょう。
皆が恋焦がれるFTP…。
そこで不肖の身ではありますが、わたくしめがFTPを4倍にまで上げる方法をここに記そうと思います。
なお、エビデンスは私の体験のみ、参考文献もありません。
ただのそのへんのジジイの持論です。
ワシが出来たんだからお前らもできる!とか言ってる昭和脳の野球監督と同じです。
なので異論反論どんとこいです!
こういったものは100人いれば100通りあるのが当たり前ですしね!
でも割とマジで誰でもできる方法だと思ってます。
よかったら参考にしてみてくださいね!
と、前置きが長くなりましたが、いきなり結論からドン。
2時間を3倍で走れるよう頑張る
これです。
2時間を3倍で走り続けることができれば、1時間4倍はいけます。
どうです?簡単でしょう?
あっ、怒らないでください。石を投げないでください。
弁明を!
いえ、説明をさせてください!
まずですね、これを読んでくださってる方は4倍が維持できなくて困っているのだと思います。
4倍って苦しいですよね?それを1時間なんて到底無理ぃ…と感じちゃってますよね?
でもですね、たとえば2時間2倍ならどうでしょう?
いけそうですか?
じゃあそっから始めてください。
週4~5回くらいやってみてください。難しいですか?じゃあ週3でもいいです。
これを10回くらい続けられたら、次は2時間2.1倍でやってください。
10回続けられましたか?じゃあ次は2.2倍でどうぞ。
次は2.3倍。2.4倍、2.5倍…
こんな感じで続けていけば、そのうち3倍まで到達します。
2時間という長時間を3倍維持できるようになったんです。
がんばりましたね!すばらしいです!
ほら、1時間なら4倍くらいいけそうじゃありませんか?
だって半分の時間でいいんですよ?
2時間3倍で走れるようになると、そう思えるようになります。
「いけるかも」という感じが絶対に生まれます。
メンタルです。
これは結構重要です。
到底無理と思っていたのが「いけるかも」と思えるようになったんですから。
2時間トレーニングをずーっと続けてフィジカルは絶対に強化されており、メンタルも整ったのなら、目標は達成出来たも同然です。
さあ、今すぐEpicに全力で突っ込んで4倍の壁をぶち破ってやりましょう!
ツールド雛鶴
この日は牧馬峠からの雛鶴峠のライド。
5時に矢野口集合からスタート。
思ったほど寒くないけど、山に入るにつれ急激に寒くなる。
まずは牧馬峠。
できれば自己新を出したいけど、完全にオフモードなのでどうでしょう。
ふんふんと踏んで9:32。
自己新。
おほー。踏めますね〜。
もしかして今日にピークが来ちゃった?
ピークが二週間遅いよ!
次は雛鶴峠。
序盤は7人でローテーション。
平和すぎるのでアタックをかけたりする。
かなり頑張って26:34。
自己新から1分半落ち。
雛鶴の自己ベストは更新できる気がしない…。
矢野口に戻ってクロスコーヒーでランチ。
和風パスタ。
キッシュにサラダにドリンクがついて1100円。
お得ぅ!
2022シーズンを振り返る
さて今シーズンの参加レースがすべて終わりましたので、振り返りをしていきたいと思います。
参加レースとリザルトは以下の通り。
ハルヒル:年代別7位入賞
富士ヒル:年代別7位入賞(ゴールドならず)
奥多摩ステージ:総合71位、年代別13位
乗鞍:年代別7位
赤城:年代別5位入賞
檜原ステージ:総合11位、年代別2位入賞
日の出ステージ:総合3位入賞
今年は7戦に参加しました。
それまでは年に1~2回程度の参加でしたので、今年はダントツに増えました。
去年までは富士ヒルでゴールドを目指すことしか考えていませんでしたが、今年春のハルヒルに参加してから少し考えが変わってきました。
せっかく本気でトレーニングしてるのだから、その成果を試す機会を増やさないのはもったいない、と思うようになりました。
いつまでレースに参戦できるか分からない年齢ですしね!(ジジイ!
結果として、たくさん入賞できましたので十分満足できる一年となりました。
正直出来過ぎです。
ヒルクライムで入賞するなんて、去年まではなかなか考えられませんでした。
富士ヒルのみ、ゴールドを取れば年代別入賞があるかも?とは思ってましたが、、、。
ただ見直すべき点もあります。
富士ヒルが終わってから強度もメニューも変えずに練習を続けましたが、夏場にガクッと調子を落としました。
結果、奥多摩ステージは惨敗しました。
来年は富士ヒル後にレスト期間を設けるか強度を落とすなどしたいと思います。
というわけで今年は上々のシーズンとなりましたが、もうちょっと強くなれる予感がしているので、来年はもう少し上を目指したいと思います。
がんばるぞー。
奥多摩釜飯ライド
オフシーズンといえばグルメライド!
というわけで武蔵五日市駅に集合。
さむい。
ついこの前まで、暑い暑い言いながら都民を登っていたはずなのに。
紅葉が見頃。赤い!
この日は久しぶりの方々とのライド。
そのうちのお一人はここ数年自転車をお休みしていたけど、ようやく復帰をされたので早速ライドにお誘いしたのです。
すぐにかつての強さを取り戻しそうだったので、今のうちに懲らしめておかないと!(酷い
都民の森は気温4℃。
寒いはずです。
早々に下ってこの日の主目的である釜飯屋へ。
とても人気の店で一時間待ちました…。
できれば開店時間前から並ぶことをオススメします。
きのこ釜めし。水炊きが付いてきます。
うまい。
冷えた身体に染み渡りますね。
この日も完璧なLSD。すばらしい。
オフシーズンはこれでいいのです。
東京湾一周(時計周り)
この日は久しぶりのワンイチ。LSD。
4:30 皇居集合。
暗い。
しかしこのくらい早くから出発しないと、千葉の序盤は道路状況がよろしくないのです。
私がワンイチを時計回りで推す所以です。
反時計周りだと夕方に船橋あたりを通過することになって、ストレスフルとなります。
時計周りで朝早いうちに幕張あたりまで行ってしまうことを激押しします。
無事朝のうちに難関を突破し、ひたすら南下して富津岬でパチリ。
昼前にフェリー乗船。
ワンイチはもうかれこれ3、4回目になるので慣れたものです。
フェリー内で軽食。
プレッツェルなんてあるんだ!知らなかった!(慣れとは?
久里浜港近くの食堂でランチ。
黒船食堂という店です。
普通の食堂ですが、なかなか美味しくておススメです。
根岸のコッペパン屋さんでおやつタイム。
ここもおススメです。
そして終了。
素晴らしいロングスローディスタンス。
東京ヒルクライム HINODEステージ 総合3位
というわけで、行ってきました今シーズン最終戦となる日の出ステージ。
前戦の檜原ステージが終わって、正直言うとオフに入ってしまいたかったのですが、日の出ステージは表彰式がある(ありがたや〜)と知って、なんとかここまで気持ちを繋ぎ止めてきました。
表彰台に乗りたい!
そして一刻も早くオフってしまいたい!
ビールが飲みたい!
ピザ!
ということでレースレポートです。レッツゴ。
日の出ステージは全長8km。
スタートから5.5kmは緩斜面で、林道に入ってからの残り2.5kmで斜度がグッと上がるコースプロフィール。
参加者は100人くらい?
第一ウェーブは約50人。
開会式を経て8:50にレーススタート。
序盤〜中盤はスローで進行。まあそうですよね、という展開。
ここは前目に位置取っていられれば十分で、本当の意味でのスタートは林道から。
結局はゴールまで10分間の全力走です。
何事もなく上位4、5人目くらいで林道突入。
ここまでは誰が強いのかよく分かってませんでしたが、林道入ってすぐに選抜されて人数が絞られました。
6、7人くらい?
総合入賞をこのメンツで争います。
上位二人は強い雰囲気が出てました。
「俺が勝つ」という覇気です。
優勝を目指してる走りです。
私も、なんとかついていけてるこの状況なら、少なくとも千切られるまでは勝つ気で走らないと結果はついてこないぞ、と思い割とマジで勝つ気で走ってました。
上位二人はアタックをかけるようには見えなかったので、勇気を出してアタックしよう、やるなら早めがいい、残り1kmでとにかく上げよう、と決めました。
残り距離とかアタックに深い考えはありません。
とにかく何か爪痕を残そうと考え、できれば4位以降にセレクションをかけられればヨシ、という浅い知恵でした。
ダメ元優勝狙いの中にも、3位で表彰台というのが頭の片隅に残ってました。
弱者の戦略です。
そして残り1kmの看板。
強度を上げて前に出ます。
アタックぅ!
してるつもりでしたが、ヘロヘロパワーしか出ず、すぐに横に並ばれて終了。
ぐぬぬぬぬ、つおい。
ただ、ここで単独3位に位置取れました。
そこからサクッと上位二人に千切られてゴール。
総合3位。21:56。
時期的に超強い人たちがあまり参加しなかったという有り難い状況で、なんとか初の表彰台をゲットできました。
少ないチャンスは逃さない。そんなスタイル。
なお、テクニカル部門では優勝出来ました。
エントリー時の申告タイムと、レース結果が最も近い人が表彰される仕組みです。
申告タイムは22分。
結果と4秒の差です。
素晴らしいニアピン。
なお、もちろん狙ってません。超偶然です。
さて、これで今シーズンのレースは全て終了しました。
これから待望のオフです。
浴びるほど飲んで胃がはち切れるほど食べて、またリスタートしたいと思います。
来シーズンもがんばるぞー!