乗鞍ヒルクライム2023 年代別準優勝
男子E 2位でした。
優勝を狙いましたが、1位の方は圧倒的でした。
ハルヒルと富士ヒルでも負けてますし、かなりの力の差を感じました。
ですが、今の自分の力は100%出せましたので、大満足です!
ではレースレポートです。
レッツゴ!
前日
今回は運良く会場近くの宿に泊まることができました。
松本市内に泊まった去年と違って、ゆっくり過ごせたのはすごく良かったです。
晩御飯も最高でした。
会場が近いので当日朝ゆっくりできるのはメンタル的にもいいですね。
同じ部屋の方は皆チャンピオンクラスで、いろんなお話を聞けてたくさん刺激をいただきました。
ありがとうございます!
レーススタート
私の年代は7:50スタートです。
今回はライバルになるであろう方達と一緒にスタートしました。
バチバチと競い合いたいという気持ちがあったので、私から積極的に「一緒に走りましょう!」と声をかけました。
そしてまた、この年代の優勝最有力候補は富士ヒルの年別優勝者と踏んでいました。
その方に勝つには単独では無理なので、ある程度の集団効果は不可欠、という目論見もありました。
そんなふうに意気込んでスタートしましたが、序盤は日差しが強くて暑くてたまりませんでした。
私は暑さに苦手意識があるので、ものすごく嫌な感じでした。
強度も高く感じていて、かなりキツかったです。
4人か5人のパックでしたが、中でもCOW GUMMAのTさんとEMUのNさんの引きがとにかく強かったです。
あー、これは厳しいかも…という気持ちがよぎりました。
、、、正直に告白すると、この2日前まではレースに向けてイマイチ集中できていませんでした。
もちろん本気で優勝を目指していましたが、気持ちがフワフワしていました。
言い訳がましいことですが、実は秋から退職と転職が決まっていまして、そちらに心のキャパシティーの大半を持っていかれてました。
そんな状態でしたが、レース前日からいろんな方に応援いただいたり叱咤激励してもらって、、、特に、前日受付でパンクしてしまったところに、知り合いからTPUチューブをいただいたのですが、それは予備ではなくご自身がレースで使用する予定のものでした。
とても恐縮してお断りしたのですが、スギケンさんにがんばってもらいたいから、と言われて気持ちにスイッチが入りました。
これはもう不甲斐ない走りはできない!
このチューブのおかげで勝てましたと言いたい!
というふうに気持ちを入れ替えました。
そのチューブのおかげか、はたまた高度が上がって気温が下がったおかげか、三本滝の前あたりでスーッと身体が楽に感じ始めました。
ランナーズハイでしょうか。
とにかく集中できるようになりました。
よし!と以降積極的に前を引くようにしました。
30分過ぎたあたりだったと思いますが、ふと後ろを見るとパックが崩壊してました。
少し逡巡しましたが、そのまま単独走で行くことにしました。
その後はずっと、残り距離で全ての力を出し切れることを考えて走りました。
また、ペダリングでの踏み遅れと、股関節を深く使うことを意識して走りました。
サイクルスポーツでのコーチングで指摘いただいたことです。
それらを強く思い出すようにしました。
こういうのも心の支えになりました。
多少垂れることもありましたが、後ろから抜かれることなくそのままゴール。
63:26
2位でした。
優勝できなくて残念ですが、応援いただいた方々やチューブを交換してくれた人に向けて恥ずかしくない走りができた、という安堵感でいっぱいです。
本当にありがとうございます。
そしてまた、同年代ライバルと競い合えて「私はこれがしたかったんだ!」と確信しました。
大会前は「燃え尽きたい」なんて言ってましたが、終わってみると「まだまだ燃え足りない!」ですね!
以上レースレポートというより感想まとめでした。
さて来年の乗鞍ですが、、、
転職することで環境が大きく変わりますのでどうなるか分かりませんが、、、
もしエントリーできたら、チャンピオンクラスに挑戦したいと思います!
チャンピオンクラスで何がしたいとか、どうしたいとか、そういう具体的な目標はまだありませんが、とにかくチャレンジしてみます!
どうなってしまうのか、今からドキドキが止まりません(恐怖?