Ride Beer Win !!

ロードバイクに乗って、ビール飲んで、勝つ!

富士ヒル 78分のレースレポート

シルバーリングを目指したけど、1時間18分という残念な結果に終わった富士ヒル

何の役にも立たないとは思うけど、自らへの戒めとこれからのためにレポートを残しておこう!

 

………

 

富士ヒル当日、朝3時半起床。

起床と同時に前日に買っておいたパスタ大盛を食べる。

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レース当日の朝にパスタを食べるのは、僕の友人であり、自転車の師匠でもあるユウさんの教え。

 

試走の時のデータで富士ヒルを走ることで約1200kcalを消費することは分かっていたので、基礎代謝も考慮して、

 

パスタ:750kcal(朝食)

ウイダーインゼリー:150kcal(宿からサービスでもらった)

どら焼き:300kcal(会場までの車で摂取)

スポーツようかん:130kcal(レース開始直前)

 

以上、1330kcalをレース開始までにこまめに食べた。

あとは背中のポケットに補給食のマグオンをひとつ。これは10km地点くらいから数回に分けて摂取することにした。

これでおそらくカロリー不足にはならないはず!(もう少し食べてもよかったな)

 

スタート順は第Fウェーブ。75分申告のウェーブ。

早朝からあいにくの雨。結構降っていて、駐車場を出てしばらくは寒かったけど、スタート前には寒さはあまり感じなかったので、ウィンドブレイカーを脱いで、半袖半ビブで走ることにした。

走っているうちに発汗して、暑くなるに違いない。

それに、雨のライドは嫌いじゃない。事故リスクは高まるし、洗車が面倒だけど、それを除けば雨の中を走ること自体は結構好きかもしれない。

なんか、テンション上がるんだよね。

 

7時20分スタート。1~2km走って計測地点通過。

サイコンをスタートさせた…が、パワーとケイデンスと心拍のセンサーを何故か表示してくれない。

まじか…ここでメカトラですか…

走りながら再ペアリングを数回試みたけど、回復する気配はない。まあ、いいか。タイムと距離とスピードだけでなんとかするしかない。

 

試走で経験済なので、勾配がきつめの序盤はパワーをFTP以上にならないよう抑え気味に走る…予定だったがパワーが分からない。

 

これくらいでいいかな?という感覚で走る。

そしていい感じのトレインに入って走る。

 

すべて勘だ。

 

3km地点通過。10分経過。

うーん、悪くはないかな?でも身体が負荷に慣れてない感じで、ガマンの区間

時速20km以下が続いてるから、このままだとシルバーに届かないかもしれない。

そう考えて、きついながらももう少し速そうなトレインに乗り換える。

ううーん、きっつい。

最後まで持つかなぁ。

 

5km地点通過。17分経過。

あー、ダメ。ペース上がらない。っていうかこれ以上上げると絶対持たない。

もう少しペースを落として踏ん張るしかない。

 

10km地点通過。33分経過。

トレインともはぐれて一人旅。苦しい区間が続く。

 

12km地点通過。41分経過。

ここでちょうど半分。おお?体が少し楽になった。身体が慣れてきたのかな?

しかしタイムがヤバイ。単純計算で82分ペースじゃないか。これはヤバイ。無理してでももっと速いトレインに入らないといけない。

マグオンを摂取して、ペースを上げる。

 

15km地点通過。51分経過。

雨が強くなってきた。

うーん、上げてるつもりなんだけど、タイム的に見るとペースは全く変わってない。どういうこと?

あと24分で9kmか…きっついな。

ただ、ここからは勾配が少し緩やかになってるはずだから、ペースアップできるはず!

まだ諦めないぞ!

 

20km地点通過。68分経過。

急激に気温が下がる。

寒さを感じ始める。手と腕、太ももが硬直してる。うーん、アームフォーマーとフルフィンガーグローブがあったほうがよかったなぁ。

腕と太ももをバシバシ叩いて気合を入れる。

あと7分で4km…。ああ…。心が折れる音がする。

 

21.5km地点。73分経過。

平坦区間突入!あと2分。 

早く終わってくれ。

 

23.5km地点。

最後の坂。無心。とにかく踏む。

 

ゴール。

1時間18分42秒。

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シルバーならず。

パワーと心拍のデータがないのでスピードだけで振り返ってみると、苦しいとか楽とか感じた区間であっても、結局終始3kmを10分前後の同じようなペースで走っていた。

(勾配の差があるので、多少の違いはあるけど…)

 

試走から3分短縮できたのはドラフティング効果であろうから、このタイムが間違いなく現時点の自分の実力なんだろう。

 

走り終わった直後は達成感とか下山の寒さで結果に対して大きく感じることはなかったけど、時間が経つにつれて悔しさがレンガ積みのように積み重なっていくような感じだ。

今は鼻血が出るほど悔しい。

 

だがまあポジティブに考えれば、ここでうっかりシルバーリングを取ってしまったら、きっと来年富士ヒルには出ないという考えが芽生えていたに違いない。

今は来年こそシルバーを、いやいっそ70分を目標タイムにしてやろう!と息巻いている。

ゴールドは…うん、あれは人外の世界だから…。

 

これから一年、ベースアップをして、必ず来年リベンジを果たすぞ!

 

そのためには!

娘の小学校よ、頼むから富士ヒルとバッティングしないような年間スケジュールを出してくれ!