千葉いすみ市 ブラウンズフィールドを目指すライド
GWに一緒に走りませんか~?
と自転車友達のバンダイさんに声をかけたところ、千葉県いすみ市へのライドを提案してくれた!
おしゃれスポット満載のライドになるに違いない。
同行者はヨコオさん、ヨシダさん。
みんな、Team Lion。俺以外。
これはきっと皆Lionジャージを着てくるに違いない。
自分一人だけジャージが違ってはインスタ映えしない。
しかしLionのジャージは持っていない。
ちょうどジレが欲しかったので急遽カペルミュールのベストを買うことにした。
フフフ、これで仲間はずれにはなるまい。
完璧だ。
朝5時に自宅を出て、集合場所である蘇我駅に向かう。
皆は輪行で来るとのことだったが、GWにも関わらずTSSが稼げていない自分は行きのみ自走することにした。
早朝の都内はかなり快適に走ることができるので好きだ。
しかし千葉に入ってからの14号は道が狭くて自転車にとっては非常に走りにくい道が続いた。
8時過ぎ、蘇我駅着。
って、Lionジャージじゃないじゃーん!
昨日、Lionでつくば8耐に参加してたから、違うジャージになったそうだ。
そうか、そりゃそうだよね…。
しかし前日に耐久レースをしているにも関わらず、強度は高め。安定のポタリング詐欺。
この人たち、鉄人か何かかな?
小湊鉄道沿いを中心にライドする。
天気が良くて気温も最適、ローケーションは最高。
もうこれ以上ないほどのライド日和だ。
4人の足にそれほど違いがないので、強度高めでも補給さえしてれば延々と走ってられそう。
本当に、最高に気持ちがいい。
いやー、最高のおっさん旅ですね!なんて言いながらブラウンズフィールド到着。
ああ、なんて気持ちがいいんだろう。
絶頂昇天しそうだ。
芝生にヤギにハンモック。現実離れした空間。そうか、ここが天国か…。
まるで「となりのトトロ」の世界。
だがサツキもメイもトトロもいない。ナウシカに出てくるクロトワみたいなおっさんが四人だけ。欲まみれだ。
マクロビランチ。そしてコーヒー。うまい。
こういう自然食品を食べると体から悪いものが出ていくような、そんな気がしてくるから不思議だ。
普段いかに毒されたものばかり食べているのか、それが良くわかる…。
やはり現代社会の食生活は乱れているのだ…。
ここにきて、私たちの体はすっかり浄化されたのだ。
帰りたくない…。
まるで子供のころの、夏休みに遊び行ったおばあちゃんの家から自分の家に帰らなければならないような、そんな気持ちを押し殺して帰路に就く。
飛ばして走ったが、蘇我駅に戻ってきたときにはもうあたり暗くなっていた。
ああ、腹が減った。
そそくさと輪行準備を整え、我慢できずにビールを買う。おつまみはプリングルス。
ブラウンズフィールドで浄化された身体に染み入るビール。
そしてプリングルス。
最高か。