GW最終日ライドはパンクで初ロードサービス
GW最終日は朝3時に家を出て、朝のうちに大垂水峠をアタックして、津久井湖を回って尾根幹経由で帰る。100km超コースだ。
朝9時までには家に着くぞ!
その後は家族サービスだ!
の予定だったのだが…
朝4時半、自宅から30km走ったところでパンク!
えー、マジか…。なんか踏んだかな〜?全然気づかなかった。
今日はチューブラーなんだよな〜。まいったな〜。
指でタイヤを押すとペコペコ。
だがしかし!
こんなこともあろうかと、ちゃんと対策はしてるんだよね!
瞬間パンク修理剤だ。
あくまで応急処置だけど、自宅まで帰ることが出来ればそれでいい。
初めて使うけど、猿でも使えるみたいなことがアマゾンレビューに書いてあったから大丈夫だろう。
本体裏の使用方法を見ながら準備する。
うーん、あたりが暗くてよく見えないな…。
えー、なになに?バルブを緩めて付属のアダプターを回らなくなるまでねじ込んでセットする?クイックショットのノズルを強く押し込む、と。これでいいのかな?
プシューッ。
おお!みるみる空気が入っていく!
空気漏れもないみたいだ。素晴らしい!
しばらくして音がしなくなった。よし、全部入ったみたいだ。
タイヤを指で押した感じだと4~5気圧はあるように感じる。これなら自宅までは持つだろう。
さて、アダプターを抜こう。
セットしたときとは逆方向にアダプターを緩める…
ブシューッ!
ぎゃー!バルブごと抜けたー!?
あー!修理剤が抜ける〜!
まってー、とめてー、やめてー!
ああ…、なんてことだ。
また元のパンク状態に戻ってしまった…。
なぜバルブごと抜けたんだ。アダプターを強く締めすぎたのかな?
バルブを抑えながらアダプターを緩めなければいけなかったのか。
うーん、まいったな…。
猿でも使えるんじゃなかったのか。
俺は猿以下か。
しょうがない。次の手だ。
まだ対策はある。
できる猿はリスクヘッジも万全なんだ。
auの自転車向け保険だ。
ちゃんと保険に加入しているのだ。
この保険には50kmまで自転車を運んでくれるロードサービスがある。
初めてだが、これを使おう。
現在地と移動先を指定する。通話不要で、全部アプリ上で要請できるのか。簡単だね。
しかも現在の状況、つまりロードサービスの到着予定時間も教えてくれる。
おおぅ…。85分待ちっスか…。
まあ、仕方がないよね。これ以外の手としては、最寄りの自転車屋が開店するのを待つか、最寄駅まで1km歩いて無理矢理輪行するしか方法がないんだし。
諦めてロードサービスを待つしかない。
暇つぶしにツイッターで愚痴りながら待つ。
パンクしたー、みたいなつぶやきをすると、
アマゾンで修理剤買って送りますよ、明日には届きますよ?
なんて返信しか来ない。
くそっ!朝の5時だというのに暇人め!
今すぐハイエース借りて行きます!くらいのこと言えないのか!(暴虐
はぁ…。
寒いょ…。寂しいょ…。
60分後。
思ったより早くロードサービスが到着。ありがたやありがたや…。
しかもロードバイク専用のレッカー車だ。
車載用のキャリアが荷台に設置されていて、ハンドルを天井吊のベルトで固定してくれる。また、ホイールの固定部分には緩衝材を巻いて傷防止をしてくれる。
なんて素晴らしい…。
ドライバーもとてもいい人で、嫌な顔一つせずやさしく接してくれる。
ああ、現実世界はやさしさで出来ている。
ロードサービスのおかげで無事朝のうちに帰宅。
ほんと、保険に入っておいてよかった…。
さて、気を取り直してGW最終日の家族サービスをがんばりますか!