輪行の準備は前日までに終わらせよう
仮想富士ヒルってことで、都民の森へゴー!
今回は輪行。
前日に輪行用の肩ひもがないことに気が付いて焦ったけど、無印良品のスーツケースベルトで代用することができた。天才か。
参加者は門井君、ソーダ君、山ちゃん、俺の四人。
皆20歳台。俺だけ40歳台。
俺とソーダ君は輪行、山ちゃんは自走。門井君も輪行予定だったが、朝6時に
「輪行袋がない」
と彼のツイッター。
「自走で来い」と返信しておく。用意が足らんのだ、愚か者め。(肩ひもをなくしたことをもう忘れている)
まあ、都民の森でカレーパンでも食って待っていてやるさ。ハッハ。
8時に武蔵五日市駅で待ち合わせ。
なぜかもう門井君が来ている。なぜだ。都心から2時間で自走してきたのか。
NP238で飛ばしてきました、と彼。
さすが脳みそが筋肉でできている男。恐ろしい…。
この前の榛名山の反省を生かして、20歳台のペースに巻き込まれないよう注意して、自分のペースで登る。
アップなしだからか、序盤はきつかったが身体が慣れてきてからは淡々と登ることができた。
体重は榛名山のときより増えてたけど、この日のほうが調子はよく感じられた。
体重減ばかり考えなくてもいいのかも?
無事一時間切り。まあこんなもんでしょう。
ご褒美の名物カレーパンと団子を食う。うまい。でも寒い。
その後、風張峠まで足を延ばす。ふー、寒い。疲れた。
さて、どうしよう。この日は夕方から雨予報だったので、早めに退散したい。
きのこセンターに行きましょうよ、と門井君
なにそれ?聞いたことないな。
ちょっとした坂があるんですよ。10%くらいの。すぐ終わりますよ。
ほー、いいじゃないか。せっかくだし。さくっと登って帰ることにしよう。
おい、なんだ、この斜度。
ここが風張林道ってやつです、と門井君。
おい、ふざけんな、激坂で有名なところじゃねえか。きのこセンターってなんだよ。
正直、ここまで下ってくる途中で嫌な予感はしてたんだよ。全日本的なジャージ来てる人が鬼の形相で登ってたし。
平均斜度12%ですね。
おのれ、門井。赤城山の悪夢再び…
山ちゃんはげんなりした顔をして生気がない。平地では鬼引きの彼も、さすがに山では元気がない。
しね~、かどい~!と呪詛を唱えながら登る。
くふ~っ、きっつい…。登るだけならなんとかなるけど、時速6kmくらいしかでない。絶対ランニングのほうが速い…。苦行だ。
頂上と思われるところで写真を撮る。おほ~、絶景!
しかし、すばらしい景色だけど、都民の森登って風張林道まで登る労力とは絶対に見合ってない。
まあ、それを言ったらヒルクライム自体を全否定することになるんだけど…。
なんとか風張林道を登り切り、早々に武蔵五日市までダウンヒル。
ソーダ君の紹介で、駅前のキャンバスってところで少し遅い昼食。
量が少ないですけど、ってソーダ君は言ってたけど、いやいや十分よ。しかも旨いし。
空模様が怪しくなってきたところで解散。
えー、電車で帰っちゃうんですか~?と門井君は不満そうだったけど、いやいや、元々輪行の予定だったんだよ。お前が輪行袋をなくすのがいけないんだ。
さらば、門井。雨に打たれて帰るがいい。
俺とソーダ君はビールを飲みながら帰る。最高か。
そして無事家に帰り、諸々の片づけをしていたところ、買った覚えのない輪行袋が出てきた。
おや、これはなんだろう…?
誰の輪行袋だろうか?
うーん、わからないなあ。(棒読み