AfterShokz Aeropexを買いました

※自腹購入です。

骨伝導ワイヤレスヘッドホン「AfterShokz Aeropex」を買いました。

グループライドに行くと結構な数の人たちがこれを使っていて「いいの？そんなにいいものなの？」と羨ましく思ってました。

僕はほとんど輪行やトランポをしません。この前ライドで奥多摩湖が集合場所だったときは自宅から80km以上もあったのでさすがに車で行こうか迷いに迷いましたが、たぶんゆるポタでしょ！TSS稼いどかなきゃ！と結局自走で行きました。結果とんでもないぶっ殺しガチライドで大変な目にあい、心底後悔しました。すべてを絞り出してカラッカラになった身体で一人80km延々帰宅するのは、苦行を通り越して虚無の世界です。

そんなときに音楽が聴けたら多少気分が上がるんだけどなあとは常日頃から感じてました。

実は以前にも骨伝導ヘッドホンを持っていまして、それは中華ブランドのやっすいやつでいわゆる闇商品でして、そのせいか音漏れがひどくて外を走ってても普通に歩行者に聞こえちゃうレベルでした。そのときたまたまようこそジャパリパークが再生されていたため、ちょっと恥ずかしい思いをしたのをよく覚えています。

そういうわけで骨伝導ヘッドホンに懐疑的な印象を持っていました。またようこそジャパリパークを大音量再生しちゃうんじゃないか、という恐れもありました。

しかしAfterShokzは知り合いがみんな絶賛していて、本当かな？そんなにいいのかな？と超気になっていたわけです。

そんなこんなで散々迷った挙句に先日ようやく購入したのです。で、早速開封して使ってみました。

ちっさい！そして軽っ！本当に大丈夫かいな…。蘇るジャパリパークの悪夢。

電源をオン。

「アフターショックスへようこそ」

女性のすっきりはっきりとした音声。すごい、日本語だ。前の骨伝導も、普段使いのワイヤレスイヤホンも中華ブランドで「パァゥワァゥオンン！（迫真」みたいなチャイニーズなイングリッシュ音声ばかりだったので、日本語の音声だけですでに感動。操作を進めると、

AfterShokz「接続しました（にっこり」

AfterShokz「バッテリーは充電されています（ほほえみ」

AfterShokz「終了します（寂し気」

と親しみのある音声ばかり。こいつ俺に気があるんじゃないか？と思ってしまうような好印象です。対して闇商品は、

闇商品「コネクツ！（怒気」

闇商品「ペェァリンッ（苛立ち」

闇商品「バァッテリィロォウ（苛立ち」

闇商品「バァッテリィロォウ（苛立ち」

闇商品「バァッテリィロォウ（苛立ち」（以降充電するまでエンドレス）

闇商品「パァゥワァゥオーフゥ！（迫真」

と常に喧嘩腰で、別れる直前の女みたいな印象です。まあこれはこれで味があっていいのですけど。

週末に実走でも使ってみました。音漏れ酷いんじゃないか？とか、風切り音で音が聞こえなくなっちゃわないかな？という心配も完全に杞憂でした。音漏れは他人に聞こえるレベルではないですし、全然、まったく、何の問題もなく聞こえます。もちろん耳を塞いでないので外の音もばっちり。

過去の闇商品の影響で購入を渋っていた自分が馬鹿みたいです。なぜ俺はあんなムダな時間を…、と陵南戦の三井寿の気持ちが少し分かった気がします。

しかもヘルメットとサングラスに干渉しないので装着時のストレスがほとんどありません。時々本当につけていることを忘れてしまうくらいです。

ちょっと高いのが難点ですが、自走の時間が長い方には超オススメです。