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赤城山試走を振り返る

さて先日の試走を振り返ってみようと思います。

振り返りのネタとしてはIntervals.icuのログを採用します。

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はいドン。

これを見てまず思うのが

後半もう少し行けたよね?

ということでしょうか。

W'bal(一番下のグラフ)を見ると中盤で一度底を打ってます。

ここはローテーションしていた中のお一人が前に出られて、それを追走したところで「あ、これは持たない」と判断して自分のペースに戻したところです。

また、その直後にもう一度W'balが底打ちしてますが、これは後発組に抜かれてこれについて行こうとしたところだと思います。

ここもすぐに諦めました。

数値的にも限界に達していたので、これは悪くない判断と言えるでしょう。

ここから回復フェーズに入ったのはいいのですが、最終盤まで回復し続けてます。

これはいけません。

ある程度回復したところでペースを上げるべきでした。

なぜこうなったかを自分なりに考えると、中盤以降はグループが崩壊していて、ごく少数または私一人で走っていたため、自分の好きなペースで走れていたので最後まで垂れないであろうと思われるペースで走り続けてしまったからです。

終盤まで競い合うような展開だと、自ずと限界を突破するような走りになるのでこうはなりません。

例えば先日の都民の森の場合は、残り1kmまで競い合うような展開でしたので、

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こうなってます。

ある程度回復した後、再び追い込めてます。

負けたくないという気持ちがこうさせているのです。

いかにライバルの存在が大きいかよく分かります。

しかし、こんな理想的な展開が毎回あるわけではありません。

また、独走であろうと前を牽いていようと限界を突破するような走りをしなければ勝つことはできません。

垂れないペースで走ることも当然大事ですが、己を過小評価して攻めの走りができないのでは表彰台など夢のまた夢です。

ただ、苦しい中にあって俺はまだいける!という気持ちでいることはとても難しいことです。

垂れてしまうかも…となるのは避け難いことです。

俺はまだいけるのか?という問いへの一つの解答としては心拍数があります。

上のグラフでは分かりにくいのですが、赤城山の後半と都民の後半を比べると、心拍数は赤城山の方が低い値で推移しています。

赤城山が171~172を中心に推移しているのに対し、都民では180で推移しています。

他にも様々な要因があるので単純比較はできませんが、心拍的にはもっと追い込めたことは確かです。

これまでレースやTTで心拍を見ることはあまりしてきませんでしたが、本番ではこれを少し意識してみたいと思います。

 

試走のタイムでは表彰台は厳しいな…と感じていましたが、まだまだ早く走れる要素があるみたいで、諦めるわけにいかないようです。