Ride Beer Win !!

ロードバイクに乗って、ビール飲んで、勝つ!

ハルヒル 年代別7位 42:31

初出場のハルヒル。

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42:31で40歳代 7位でした。

さて、レースと準備などを振り返って行こうと思います。レッツゴー。

 

レース

朝。かなりの雨が降ってましたが、スタート時にはなんとか止んでくれました。

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ウェットな路面でレーススタート。

目標タイムは43分台と設定。試走は何度か経験ありましたが、ハルヒル本番は初めてなので、とにかく2000番台の前方集団についていくことを心がけました。

集団の後方位置から、ゆっくりと上げていきました。

中盤まではかなりスローペースに感じました。沿道の応援に笑顔で手を振る余裕があったくらいです。

後半の、神社手前のアップダウンまではサイコンをほとんど見ませんでした。

走ることにすごく集中できていた、というのもありますが、数字を見ると現実(つらい世界)に戻されてしまう!という危機感がありました。

途中、自分の走行ライン上で落車が発生してヒヤリとしましたが、運良く回避できました。あぶないあぶない。

このあたりになるとやや人数も減ってきて、周りの人の様子やジャージを見たりして、

「この人にはついていきたい」

「このジャージは自分より一段上の人のはずだから、無理してついて行ってはダメだ」

という、実にいやらしい計算などもしてました。

神社まではあっという間に感じました。

ここまでくるとさすがにかなり疲れていましたが、まだ大丈夫!ここからがハルヒル本番だ!と自分に言い聞かせました。

神社を通過したのは29分台だったと思います。前方の人たちの上がるペースには最後までついていけそうもなかったので、このあたりからサイコンを見ながら自分のペースで行くことにしました。具体的には270wを下回らないよう意識して踏み続けました。

途中、人に抜かれても、抜けそうでも無理はせず、単独走のつもりで走りました。

後ろに数名ついてる雰囲気は感じましたが、ここまでくるともうみんな戦友みたいなものです。一緒にゴールまでいこう!という仲間意識が芽生えて、とても心強く感じました。

残り1kmくらいでCowGunmaのジャージの方と抜きつ抜かれつの競り合いをしつつ、

あと1キロー!がんばろー!ふんばれー!みたいな掛け合いが出来たのがめちゃくちゃ楽しかったです。

そしてゴール。

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最初から最後まで集中を切らさずに走れました。もう少し踏めたかな?と思わなくもありませんが、これくらいがベストなのだと思います。

 

以下より、準備期間含めて良かった点、悪かった点を振り返ります。

 

良かった点

カフェイン抜き

大会一週間前からカフェインを摂らないようにしました。そしてレース直前にカフェイン入りのジェルを摂りました。

今回のレース中の集中力の高さは、これが要因だったと感じています。いわゆるガンギマリ状態ですね。ヒャッハー!

防寒対策

レインジェルを忘れるという失態はありましたが、ニーウォーマー、アームカバーをつけて走ったのは良かったと思います。

終盤は腕に暑さを感じましたが、脚は冷えることなく万全で回せました。

ここは先日の富士ヒル試走の反省が活かせました。

前日の食事

かなり食べました。

後述しますが、前日までの食事を失敗したと感じていたので、朝からなるべくバランスを考えてたくさん食べることを意識しました。夜は早い時間に思い切って中華をモリモリ食べました。

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この後もメロンパン、あんぱん、バームクーヘンを食べてます。

当日の食事

時間差を考慮して摂りました。

起き抜けにおにぎり2個、準備しながらカステラ3切れ、駐車場に向かう途中にあんこたっぷりどら焼き、駐車場でオレンジジュースとジェル。

レース中に絶対にエネルギー切れを感じることがないよう、消化順を考慮して摂りました。

おかげでレース中にパワーダウンすることはありませんでした。

なお、これだけ食べてもレース後には空腹を感じました。もう少し食べてもいいかもしれません。

無駄脚を使わない意識

これも富士ヒル試走の反省からですが、緩斜面に差し掛かるところでインターバルがかかりますが、必要以上に踏まないように注意しました。

四、五回強く踏んで、あとは慣性とエアロな姿勢で前についていけるように、位置取りや踏むタイミングを考えました。

序盤のスローペースも幸いして、うまくできたと思います。

 

悪かった点

付け焼き刃な減量

直前に減量するか悩みましたが、ハルヒルは富士ヒル前哨戦と考えていたので、テスト的な意味合いで減量を試みました。

方法は塩抜きです。

食事から塩分をカットすることで、身体の水分を排出させるやり方です。去年の富士ヒル前にも少しやってたので、経験はありました。

結果としては、私には合いませんでした。(私のやり方が間違っていた、というのもあるかもしれません)

塩抜きを開始してから、眼精疲労のような目の奥を中心とした疲れが出て、練習でも粘りがなくなってワークアウトを完遂出来なくなりました。

体重は57kgまで落ちましたが、パワーが落ちては意味がありません。またワークアウトが完遂できないことで、自信も無くしてしまいます。

当初の予定通り大会前日までの三日間続けましたが、これではいけないと考え直し、たくさん食べることにシフトしました。

富士ヒルではもうここまでの塩抜きはやらないと思います。塩分控えめ、くらいが丁度いいです。

ただ唯一、塩分を使わないレシピをいくつか覚えたのは収穫ですね…。

宿を出発するのが遅かった

駐車場開場の20分前にホテルをチェックアウトしたのですが、渋滞の影響でかなり遅れました。

駐車場に着いてからの準備を慌ただしくすることになり、雨が止んだらアップをしようと思ってたのに、結局できませんでした。

まあ、少し慌てたおかげで心拍が上がって多少のアップにはなったかもしれませんが…。

余裕のある行動は大事ですね。

 

以上になります。

直前にあれやこれや慣れないことをやるより、普段と変わらないルーティーンでしっかりと準備していくことが大事である、ということが改めて学べました。

これを踏まえて、富士ヒルまで気を緩めずに張り切っていこうと思います。

 

おまけ

レース中も沿道の応援がたくさんありましたが、下山でも沿道でのお見送りがたくさんで、とても心を動かされました。

なるほど、ハルヒルが人気イベントであることを、改めて知ることが出来ました。

来年もできれば出場しようと思います。