2021富士ヒル 72:59

72:59でした。絶対70分は切れる！ワンチャン65分切りを目指すぞ！と意気込んで挑んだけど、言い訳のしようもない大惨敗。試走より大幅にタイムを落とす体たらく。悔しくて悔しくて、頭がどうにかなってしまいそう。

第４ウェーブスタートでゴールド目指す大トレインに乗った。これは予定通り。かなり強度は高かったけど、一合目まではそこまでの辛さは感じてなくて、これはいけるかもしれない！と思ってた。

けどそれも束の間、二合目過ぎたところで千切れてしまった。試走と違ってインターバルが結構かかる展開で、脚をかなり削ってしまっていた。心拍も180を超えていて、高強度への耐性が不足していることが露呈してしまった。試走のときであればペースが落ち着いたところで心拍を戻すこともできたけど、本番はそういう機会もなく、限界域で過ごす時間を伸ばしてしまった。

ゴールドトレインからは千切れはしたものの、まだ70分切りは目指せる！そう思って踏ん張ったけど二合目の緩勾配で少しでもタイムを稼ごうとアウターで踏んで、その後インナーに戻す際にチェーンを落としてしまった。幸い１分かからないくらいで復旧できて、すぐにリスタートして頑張ったけど、一人になってしまって心が折れてしまった。

ゴールまでは長かった。そして惨めだった。後ろからやってくる集団に乗ろうとするも脚がなくて千切れて、またやってくる集団に乗ろうとして千切れてを何度も繰り返した。脚もないし、心も折れてしまっていて、どうにもならない。悔しさで唇噛みすぎて血が出ていた。

一緒にスタートした友達やライバル達は目標達成したかな？俺はビリじゃないかな？あんなに張り切ってたのに、馬鹿みたいだ。ゴールド？ワンチャン？100年早い。片腹痛いわ。調子に乗りすぎなんだよ。と世界中から言われてるような気がしてもう前が見えない。

ゴール。

友達やライバルはゴールド取った人、目標達成した人、悔しい思いをした人と色々で、僕は「悔しい思いをした人」の一人だった。おめでとう！すごいね！と大きな声で称える。誰かと一緒にいないと耐えられない。涙腺が限界に近いんだ。

帰りは知り合いに頼んで車に同乗してもらって、楽しい話をして気持ちを紛らわせた。ありがとう、本当に助かったよ。

家に着いて、すぐ酒飲んで大泣きしたいところだけど、それが許されないのが世のお父さん。子供のスイミングスクールの付き添いでコナミスポーツへ。

子供が泳いでいる中、このブログを書いている。もう我慢できなくて肩を震わせて俯く。こんなに悔しい気持ちになるのは人生で初めてだ。側から見たら結構気持ち悪い人かもしれない。ごめんなさい。

でも泣いたらちょっとスッキリした。ウジウジしててもしょうがない。来年までのモチベーションができたことを喜ぼう。この悔しさは絶対に無駄にしない。ここに宣言するぞ。

来年はゴールドを取る！

ご期待ください。