乗鞍前日、これまでの振り返り
さて明日に乗鞍を控えまして、これまでの振り返りをしようと思います。
レース自体の振り返りはレース後に行うとして、トレーニングの振り返りはこの段階でやっておこうと思います。
というのもレース後に振り返りをすると、良かった点や悪かった点がレース結果に引きずられてしまうと思うからです。
結果が分からない今の方が冷静に振り返りが出来るのでは、と考えました。
というわけで、トレーニング振り返りをレッツゴー。
ここまでのトレーニング内容
富士ヒルが終わってから、レストを入れずにそれまでと同じような練習を続けました。
SSTを中心に週末は峠のTTをしてました。
当初体調が良かったので、これまでと違うことをやるよりも同じことをし続けたほうがいいと思ったからです。
ただそれまでずっと意識を富士ヒルにフォーカスしてましたが、終わってからは気持ちはかなり緩んでいました。
フィジカルトレーニングの強度はそのままで、メンタルだけオフに入っている。今思えばチグハグな感じだったと思います。
それでも一ヶ月くらいは調子を維持できていました。
調子の低下
ところが、七月中旬あたりからそれまでのようなパワーを出せなくなりました。
数値で言うと10wくらいでしょうか、峠のTTでもこのくらいのパワーダウンとなりました。
七月下旬の東京ヒルクライム奥多摩ステージでも、春と比べると物足りない結果となりました。
夏に入り気温が上昇したことも要因かと思いますが、調子のバイオリズムが下降トレンドに入ったのだと考えてます。
なんとか調子を維持したかったのですが、二ヶ月超という期間を維持させるのは無理だったのか、維持のさせ方が良くなかったのか、あるいはその両方だったのかもしれません。
いずれにせよ、ここは大きな反省点です。
今後は一度大きなレストを入れるか、または強度を落としたトレーニングをもっと取り入れるか等を検討したいと思います。
下降トレンドでの過ごし方
八月に入ってすぐ二泊の家族旅行があったので、自転車に乗れない日をウォーキングのみとしてレスト日としました。
そこから峠のTTを控えて、低強度ロングやSST走をやりました。
高強度を入れましたが、短時間にするようにしました。
もっと休もうかとも思いましたが、今年の乗鞍が私の最大目標ではないので、来年以降を見据えて根本的な体力の向上を基本路線にしつつ、調子が落ちた時の過ごし方について色々試してみました。
現在地
旅行中とは別に先日8ヶ月ぶりのフルレストを入れたおかげか、苦手なクリスクロスを8割方クリアすることができました。
メンタル的にはかなり好印象です。
フィジカルのほうと言えば、好調とは言えませんが普通くらいの体調を維持できていると思います。
総合的な点数で言うと65点くらいでしょうか。
フィジカルはもうどうにもなりませんので、その分メンタルをアゲアゲにしていこうと思います。
では行ってきます!
乗鞍前最後の高強度練
乗鞍まであと三日。
というわけでレース前最後の高強度練です。
ここ一ヶ月は調子が下降トレンドに入ってしまっていますが、前日に8か月ぶりのフルレストを入れてたのでなんとかやりきりたいところです。
これでできなかったらメンタルに響いてしまう…!
さて肝心のメニューですが、、、
クリスクロス!
Z4からのZ5インターバルは集団のペースアップや中切れ、アタックなどの対策としてかなりいいと思ってます。
私がもっとも苦手とする領域です。
これを完遂したのはこれまで一度しかありません。
マジで大嫌いです。
しかし苦手であるからこそ最も強化が必要な領域なのです。
30secと2minのインターバルを8回。
これを2セット。
正直ここをクリアできれば御の字です。
後半の5min 110% 2セットは見ないようにします。
これを意識しながらやってしまうと前半途中で心が折れます。
前半だけクリアすればヨシ!という気持ちが大事です。
ではレッツゴー!
終了。
うーん…、まあヨシ!
後半の5min走は家族に呼ばれたりチェーン外れそうになったりで集中力が切れてしまいましたが、とにかくやり切れたことが大事です。
レスト明けなのに前半で心折れたらどうしよう…と思ってましたが、前半のインターバルは脚にパワーがみなぎってる感じがありなんとかクリアできました。
あ~、ほんとよかった…。
ここ最近ワークアウトの前半で諦めてしまうことが多かったのですが、レストを挟んでこれだけできたということは原因が疲労蓄積であることが分かって少し安心しました。
まあそれでも下降トレンドであることは間違いないのですが…。
しかし乗鞍には気持ちよく挑めそうです。
とにかく今の力を全部出し切ることが出来れば、結果は二の次です。
ウソ。できれば結果もついてきてほしいです。
いずれにせよ、全力でがんばるぞ!
トレーニング依存症
今年は家族旅行中を除くと、毎日練習しちゃってます。
去年の12/20あたりから、レストなしです。
最初は「どこまでレストなしでいけるかな?」という軽い気持ちでだったのですが、今や「ここで休んだらもったいない」という考えに変わってしまってます。
調子が落ちてるのに練習がやめられません。
完全にトレーニング依存症です。
レース直前なのに何やってんでしょうか、私は。
というわけで、今日こそレストを入れます。
断固たる決意で休みます。
練習したら死ぬという覚悟で挑みます。
いっそ練習出来ないようにビールでも飲んでやろうかとも思いましたが、さすがにレース前なので自重します。
むしろ日曜までずっとレストでもいいような…。
3R Figure 8 Hilly Race
乗鞍一週間前。
そろそろ疲労抜き&短時間高強度に切り替えていきます。
というわけで久しぶりのZwiftレース。
3R Figure 8 Hilly Race。
ワークアウトにしようか迷いましたが、ビシッとした刺激を入れたかったのでレースを選択しました。
50人エントリー。
平坦基調のコースなので、短いKOMで強度上げてセレクションという展開と予想。
そして10人くらいに絞られました。
チャイナ強いなぁ。
チャイナ2人とニュージーランダーが逃げる。
なんとか追いつこうとスウェーデン人のグスタフとかと協力して追いかけましたが…
敢えなく轟沈。
無理すぎる。トップのチャイナ、ずっと5.5倍以上で踏み続けてて強すぎます。
さすが四千年の歴史。
6位。
思ったよりも粘りのある走りができました。
バイオリズムが好転してるのかもしれないと思えて少し嬉しいです。
おまけに「お前のチャレンジ良かったぞ」みたいなことをグスタフに言われて気分上々です。
奥多摩周遊LSD
土曜。友人と奥多摩周遊ライドへ。
まずは都民クライム。
彼は自己ベストを出せたようで何より。
私は前夜にSST(Med)をやってヘロヘロなのでLSDペースでのんびりクライムです。
来週は乗鞍なので、そろそろ疲労抜きを意識していきたいですね。
この日はかなり涼しくて登りやすい日でした。
しかし、途中三回もチェーン落ちしてゲンナリ。
ぐむむむむ。
ファッキンスラーム!と叫びたくなりますね…。
奥多摩湖。ここまで来るとさらに涼しい!
もう秋かな?
先月逆回りで走った時は暑すぎて半分くらい走ったところで熱中症みたいにグッタリしてしまったけど、今日はLSDということもあって超元気。
朝は脚が重かったけどLSDの効果なのか、走るにつれ足が軽く感じるように。
これは…もしや調子が好転する兆し??
という風に思うことにします。
低酸素トレーニング
さて、乗鞍前の悪あがきということで、行ってきました低酸素ジム。
これをやったからといって速くなるわけでもないのですが、、、もはやおまじないに近い気持ちです。なむなむ。
ただ、高所にめたくそ弱い私にとって、やれることはやっておきたいところではあります。
やるだけやってダメならしょうがない、という精神です。
想定酸素濃度を1800mにしてローラースタート。
強い人たちは2000とか2500でやってると思いますが、高所激弱な私がいきなり2000mから始めると5分で酸素飽和度(SpO2)70とか叩き出してしまってドクターストップ待ったなしです。
開始から5分。酸素飽和度76。
ほらね。
いきなりこれですよ。
しかしまあ富士ヒル前はここの段階で70まで落ちてましたが、今回は少しマシです。
体感的には息苦しさを感じないのでこのまま続行。
15分経過。酸素飽和度79。
少し慣れてきたようです。(それでも一般的にはかなり低い)
なおローラーの強度は2.5〜3倍程度です。
これでも汗だくです。実際の乗鞍より断然キツイです。
25分経過。酸素飽和度79のままなので、残り5分を標高2100mに上げてもらい、3.5〜4倍くらいでラストスパート。
全身汗まみれになって終了。
富士ヒル前の低酸素トレーニングよりも強度も心拍も上げられました。
来週もう一度このトレーニングを入れて、本番を迎える予定です。
少しでも効果が出ますように。なむなむ。
マーケン社 Alpe研修
今日はマーケン社(まつけんさんのZwiftクラブ)のイベントに参加。
コースはAlpe。
まつけんさんは低酸素環境で酸素飽和度を測りながらのローラーらしい。すごい。
私は昨日高強度をやってるということもあってTTはなし。
先日の乗鞍試走と比べるために、試走と同じ4倍で走ることにしました。
というわけでゴール。
あれ?乗鞍と心拍がほぼ同じ?
もう少し心拍上がると思ってましたが、159bpmと思ったより低いです。
乗鞍では高所の影響で心拍が上がらず、そのためパワーも出せないと思ってましたが、、、
高所=心拍低下というわけではないようです。
単純に弱気で走ってただけ???
うーん。
クリスクロスは完遂できなくても構わない
朝。
朝練で高強度ローラーをやろうと思ってましたが、四時に目覚ましで起きた時に予想より疲れが取れてない感覚だったので即二度寝。
回復はなによりも大事にしたい年頃。46歳。
無理にやったところで中途半端な練習になるのは目に見えてます。
だったらきっちり回復してから、みっちり追い込んだほうがいいに決まってます。
という言い訳を考えた後、練習。メニューはクリスクロス。
私はレース前の高強度といえばこれを優先して取り入れてます。
ヒルクライム中の集団ペースアップや中切れ対応などを想定してます。
私にとってかなりツライ練習なので気合いを入れて、レッツゴー。
そして終了。完遂できず。
クリスクロスは完遂できたことがほとんどありませんが、これはこれでヨシとしてます。
高強度練は、その日の限界を出し切ることができればいいのです。
クリスクロスを完遂できるような時は相当調子がいい時なので、それはレース本番に出せればいいのです。
練習はあくまで練習、というふうに考えるようにしてます。
じゃないと続けられませんから。
とはいえ相当の悔しさはあります。
おそらく私のライバルたちはしっかりとメニューを完遂して、調子を上げてきていることでしょう。
ちくしょう、この野郎、いつかぶっ倒してやる、という気持ちになるわけですが、この悔しさを次回のモチベーションとすればいいのです。
どうやってもカカロットに勝てないベジータのような気持ちです。
モチベーションの永久機関ですね!(物は言いよう
乗鞍 初試走 72:15
今日は初めての乗鞍試走に行ってきました。
Youtubeのレース動画では見たことありますが、走るのは初めてなのでコースの特徴をしっかりと頭に入れることを意識しました。
ターゲットパワーは4倍。
最近の調子と、高所によるパワーダウンを考慮しました。
目標タイムはなんとなくで70分に設定。
では、いざレッツゴ。
序盤は勾配が緩めでスピードが出ますね。本番は出来れば先頭集団について行きたいところです。
中盤までは少し余裕を感じながら走れました。ただこれ以上上げたら終盤垂れるな、とは感じてました。
12kmあたり、九十九折りでの急勾配が連続する区間でキツさが出てきました。
この勾配変化は脚を消耗しますね。要注意です。
後半は気温が下がり続けて、脚がかじかむ感覚がありました。これは富士ヒル試走時と同じです。
終盤は森林限界に到達して、ゴール付近までが目視できる状態だったので、気持ちは楽になりました。
酸素濃度低下による、息苦しいという感覚はありませんでした。
ただやはりパワーが出にくくなるのと、序盤からずっと心拍が上がらなくて不思議な感覚でした。
そしてゴール。72:15。
頂上は強風の上かなり寒く、凍えるほどでした。
しかもガスが出てきて、本来の絶景が全然見えませんでした。
スタート地点から見た山頂は快晴だったのに…。
早々に三本滝まで下って、試走の振り返りをしながらの登り返し。
平均パワーは予定通りほぼ4倍になりました。
標高が上がるにつれ徐々にパワーを出しにくくなりましたが、思ったよりは一定ペースで走れたと思います。
今回は半袖ワンピースジャージで走りましたが、後半は寒さを感じたので本番はアームカバー、ニーウォーマーを着ることを検討したいと思います。
そして一番気になるのは心拍が上がらなかったこと。
平均161bpm。
私は普段のヒルクライムだと平均170台になるので、これはかなり低いです。
かなりキツく感じていた区間でも150台が出ていて、どういうこっちゃ?と首捻りました。
富士ヒルの試走でも心拍が低かったので、おそらく高所による影響だと考えてます。
富士ヒル本番はなんやかや170台まで上げられているので、同じような対策をしていけばもう少しパワーを上げることができるかな、と考えてます。
当初目標としていた入賞は遥か遠いと言わざるを得ない現状ですが、今の力を全て出し切れるように、これからの二週間を大事に過ごしたいと思います。
がんばるぞ!
調子が悪いわけではない、元に戻っただけ
先月から調子が落ちてる、調子が悪い、などと嘆いてきましたが…
よくよく考えてみれば、今年春の調子が良すぎたのであって、今は調子が元に戻っただけじゃないかと、思うわけです。
だいたい常に調子がいいなんてこと、あるわけないんです。
ちょっとうぬぼれていました。
つまりここからまたみっちりとトレーニングを積んでいけば、また来年春あたりにはバカスカと調子が上がっていってくれるはずだ!といいように考えることにしました。
こう考えるに至った経緯としては、先日の雛鶴峠ライドのデータを見返してみて、まあまあ踏めてるしタイムもそんなに悪くなかったので、
なんだよ、一緒に走った二人が速すぎるだけじゃないか!(怒
という事実に気が付いたからです。
(許されざる二人…)
でもまあ負けるのは悔しいので、次は何としてでも勝てるように頑張ります。
まずは相手のチェーン落ちを祈祷することから始めます。
おちろおちろおちろ…(呪